日本华侨华人博士协会「高齢者经济研讨会」に参加

2025年10月4日、中央大学後楽園キャンパスにて開催された日本华侨华人博士协会経営管理研究会主催「高齢者経済研讨会」に、百年留学生記念館スタッフも参加しました。

本研讨会は、日本华侨华人博士协会を中心に、日本华人教授会議、日中科学技術文化センター、在日中国科学技術者連盟など多数の団体が協力し、「日本の経験に学び、中国の制度と実践へ活かす」「高齢者経済の理論と制度設計」「智慧养老の産業実践」などをテーマに、多角的な議論が行われました。

続くパネルディスカッションでは、中日双方の学者や業界代表が高齢者政策、産業発展、国際協力などをめぐって活発に意見を交わし、熱気あふれる議論が展開されました。理論的な課題から実務的な展望まで幅広く掘り下げられ、今後の産業連携に向けた新たな視点が提示されました。

今回の「高齢者経済研讨会」は、博協経営管理研究会がこれまで開催してきたセミナーの中でも特に充実した内容となり、「高視点・多視角・広視野」という同会の特徴を余すところなく発揮したものとなりました。議題設定から講師招聘、運営面に至るまで、主催者による入念な準備と真摯な姿勢が感じられる会でした。

百年留学生記念館は、参加者の皆さまと積極的に交流を深め、中国における関連業界との協力の可能性を探りました。今後は本研讨会を契機に、訪日考察団の受入れなど、日中両国の知的交流と実務協力の推進に引き続き取り組んでまいります。